感染症対策研修 嘔吐処理(やまと)
文責:看護職員 若林
1/21.22に感染症対策研修で嘔吐処理方法を実施しました。
今回は、ノロウイルス感染症を想定した嘔吐処理の研修です。汚染された食品を加熱不十分で食べた場合や、ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物により、人から人へ拡大していきます。
突然起こる嘔吐で、感染を拡大させないために、確実で素早い嘔吐処理方法を学んでいきます。
嘔吐物はトロミ水を使用し、青に着色して飛び散る様子が分かるようにしました。半径2メートルほど飛ぶそうですよ!嘔吐物は乾燥させてはいけません。ウイルスが空中を舞ってしまうからです。新聞紙を上に被せ、次亜塩素酸ナトリウム0.1%に希釈された消毒液をかけ、乾燥を防ぎながら処理します。
嘔吐物処理セットの中には、個人防護具と呼ばれるマスク、ガウン、手袋、フットカバーが準備してあります。まずは自分を感染から守ることが大切です。対応後の、個人防護具の外し方も清潔、不潔を意識して処理していきます。ゴミ袋も空気を抜いてはいけません。ウイルスが空気中に舞ってしまうためです。研修を通して、ポイントを押さえていきました。
職員が役割を分担し、協力して行うことが出来ました。いざという時に対応できるようにしておくことが大切ですね!
まだまだ寒い日が続きます。美味しいものを食べ、良質な睡眠をとり、免疫力を高めていきましょう。そして何より正しい手洗いを忘れずに☆